今季限りで引退 福岡&五郎丸 最後の“競演”? 10日パナソニックVSヤマハ発動機

[ 2021年4月8日 12:10 ]

ヤマハ・五郎丸
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 ラグビートップリーグ(TL)のパナソニックは8日、リーグ戦最終第7節のヤマハ発動機戦(10日、埼玉・熊谷ラグビー場)の登録メンバー23人を発表し、今季限りで現役を退くWTB福岡堅樹(28)は23番でのリザーブ入りが決まった。同じく今季限りで引退するヤマハ発動機のFB五郎丸歩(35)は、15番での先発が決定。15年W杯イングランド大会で活躍した2人の、最後になるかも知れない“競演”が注目される。

 両チームはともにホワイトカンファレンスに属し、パナソニックは5勝1分けで1位、ヤマハ発動機は3勝3敗で4位に位置する。パナソニックはボーナスポイント付きで勝利すれば無条件で1位突破が決定。相手に3トライ差以上を付けての勝利が必要となるため、後半から投入されると見られるトライゲッターの福岡に掛かる期待は高い。

 一方のヤマハ発動機は、最終節の結果によって3~6位の可能性があり、勝って一つでも上の順位からプレーオフトーナメントに進みたいところ。リーグ歴代最多得点の多くを稼ぎ出してきた五郎丸の右足が鍵を握る場面もありそうだ。

 現行制度で最後のシーズンとなる今季のトップリーグは、全16チームと下部のトップチャレンジリーグの4強を加えた計20チームによるプレーオフトーナメント(4月17日~5月23日)で最後の王者を決める。両チームがプレーオフで勝ち進めば、再び対戦する可能性は残されている。

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