200平V佐藤の母・純子さん歓喜 弁当で競技サポートし続けた

[ 2021年4月8日 05:30 ]

競泳日本選手権兼五輪代表選考会第5日 ( 2021年4月7日    東京アクアティクスセンター )

競泳日本選手権男子200メートル平泳ぎ決勝を日本新記録で優勝を果たした佐藤(撮影・会津 智海)
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 無観客開催のため、佐藤の母・純子さんは都内の自宅で息子の優勝を見守った。ほぼ毎日、日の昇る前に起きて弁当を作り、競技をサポート。苦労が報われ「肩が少し痛いと言っていたので心配していましたが、優勝できて良かったです」と歓喜した。

 佐藤は幼少時代に野球、サッカー、陸上、お絵描き、ピアノ、体操などを習ったが、親が通わせたのは水泳だけ。父・新平さんが趣味のヨットに連れて行きたいとの理由だった。土日の練習への送り迎えは、新平さんの担当。ヨットに全く関心を示さなかった佐藤だが、五輪切符という最高の形で両親に恩返しした。

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2021年4月8日のニュース