照ノ富士 大関復帰が正式決定 最長ブランク21場所ぶり「謹んでお受け致します」

[ 2021年3月31日 09:25 ]

<大関昇進伝達式>大関再昇進の伝達を受ける照ノ富士(中央)と伊勢ケ浜親方夫妻
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 日本相撲協会は東京都墨田区の両国国技館で夏場所の番付編成会議と臨時理事会を開き、大相撲春場所で3度目の優勝を果たした関脇・照ノ富士(29=伊勢ケ浜部屋)の大関復帰が満場一致で決まった。

 21場所ぶりの大関復帰は現行制度となった69年名古屋場所以降、魁傑の所要7場所を大幅に更新する最長ブランクで、平幕以下からの復帰も魁傑以来2人目。

 昇進伝達式では「謹んでお受け致します。本日は誠にありがとうございました」という短い口上に気持ちを込めた。77年初場所後に2度目の伝達式を迎えた魁傑も同様の短い言葉で済ませており、そのパターンを踏襲した。

 照ノ富士は前回昇進した15年夏場所後の伝達式では「謹んでお受け致します。今後も心技体の充実に努め、さらに上を目指して精進いたします」と述べていた。

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