佐藤友祈、東京パラへ抱負「2種目で必ず金メダルを獲って世界記録を更新」

[ 2021年3月22日 00:23 ]

日本パラ陸上競技選手権第2日 ( 2021年3月21日    駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 )

<日本パラ陸上選手権2日目>2日間の大会を終えて取材に応じる佐藤友祈
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 今夏の東京パラリンピック陸上男子400メートルと1500メートル(車いすT52)で代表に内定している佐藤友祈(31)はプロ転向後初の大会を終え「シーズンインした大会の中では過去で一番良かったレース。良いタイムで走ることができたので収穫」と手応えを口にした。

 2月1日付でフォント制作会社のモリサワと所属契約を結んでプロ生活をスタート。転向後初となった今大会では20日に出場した400メートルが56秒23、この日の1500メートルは激しい雨と強風といった悪天候もあって3分48秒09と、いずれも自身が持つ世界記録には届かなかった。「しっかりメニューを組み立て直してスプリント系を多めに入れていきたい」と反省した。

 見据えているは本番での頂点のみ。「400メートル、1500メートルの2種目で必ず金メダルを獲って世界記録を更新する。そこに向けてしっかりと調整していきたい」。4つの世界記録を持つ日本のエースが、またひとつギアを上げた。

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2021年3月21日のニュース