高梨沙羅3位 アホネンの歴代最多表彰台記録並んだ!総合2位後退も“レジェンド”超え期待

[ 2021年3月21日 22:34 ]

ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(AP)
Photo By AP

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は21日、ロシアのニジニタギルで個人第11戦(ヒルサイズ=HS97メートル)が行われ、高梨沙羅(24=クラレ)が95・5メートル、88・5メートルの合計230・0点で3位に入った。これで“ジャンプ界のレジェンド”ヤンネ・アホネン(フィンランド)が持つ男女通算歴代最多記録に並ぶ通算108度目の表彰台となった。

 高梨は1回目でK点を超える95・5メートルを飛んで114・3点で2位につけた。2回目は88・5メートルのジャンプとなって合計230・0点で表彰台を決めた。優勝はマリタ・クラマー(オーストリア)で前日に続き今季5勝目を飾った。

 3位表彰台の高梨は、2位表彰台のクリジュナル(スロベニア)に個人総合ポイントで逆転を許し2位に後退。4季ぶりの総合優勝へ向け、今季残り2戦でわずか5ポイント差の逆転を狙う。他の日本勢では丸山希(明大)が5位、伊藤有希(土屋ホーム)が9位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)が25位、岩渕香里(北野建設)が30位だった。

続きを表示

2021年3月21日のニュース