フクヒロ 格下を粉砕、ダブルス日本勢初の全英オープン連覇王手

[ 2021年3月21日 05:30 ]

全英オープン女子ダブルス準決勝で、オランダのペアを下した福島(左)、広田組
Photo By ゲッティ=共同

 バドミントンの全英オープン第4日は20日、バーミンガムで各種目の準決勝が行われ、女子ダブルス世界ランキング1位の福島由紀(27)、広田彩花(26)組(丸杉Bluvic)は同24位のオランダペアに2―0で勝利。男女混合を通じてダブルス日本勢初の大会2連覇へ王手をかけた。男子の遠藤大由(34)、渡辺勇大(23)組(日本ユニシス)もデンマークペアに快勝し、2連覇へあと1勝とした。

 フクヒロが、日本ペア未到の快挙へ前進した。準々決勝では第1ゲームを失ったが、この試合は第1ゲーム5―10の劣勢から8連続得点で逆転。第2ゲームは終盤の10連続得点で格下を粉砕。「自分たちのペースでできなかった。迷いがあった」と福島が振り返った前日から修正してきた。過去の日本勢の連覇は74、75年の女子シングルス湯木博恵だけ。ダブルス勢の連覇はない。日本ペア対決となる決勝で、新たな称号を獲りにいく。

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