高安が1敗守ってV争い単独トップ!照ノ富士との元大関対決制した

[ 2021年3月21日 17:58 ]

<大相撲春場所8日目>照ノ富士(左)を攻める高安(撮影・村上 大輔)
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 大相撲春場所は21日、東京・両国国技館で8日目の取組が行われ、元大関の小結・高安(31=田子ノ浦)が関脇・照ノ富士(29=伊勢ケ浜)との1敗対決に寄り切りで勝って7勝目を挙げ、優勝争いで単独トップに立った。2敗目を喫した照ノ富士は大関昇進の目安とされる三役での3場所33勝へあと3勝で足踏みとなった。

 大関陣はこの日も全員そろっての白星ならず。朝乃山は初場所優勝の小結・大栄翔に一方的に押し倒され、2連敗で3敗に後退した。正代は霧馬山を寄り切って4勝4敗の五分に戻し、カド番の貴景勝は妙義龍を寄せ付けず押し出しで勝ち、5勝3敗とした。妙義龍は3敗目。

 前日まで1敗でトップを並走していた平幕・千代の国は逸ノ城に小手投げで敗れて2敗に後退。前日まで2敗だった千代翔馬、琴恵光、翔猿、北勝富士、隆の勝が相次いで敗れ、3敗目を喫した。北勝富士は志摩ノ海を圧倒して押し出したかに見えたが、物言いの末に行司軍配差し違えで敗れた。

 中日を終えて高安が1敗で単独トップ、2敗は照ノ富士、千代の国となった。

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2021年3月21日のニュース