有森裕子氏 松田の力走を評価 代表選手3人を刺激する好記録

[ 2021年3月15日 05:30 ]

名古屋ウィメンズマラソン  ( 2021年3月14日    名古屋市・バンテリンドームナゴヤ発着 )

両手を挙げ、笑顔でゴールする松田瑞生(撮影・椎名 航)
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 【有森裕子の目】大会記録を目安にした1キロ3分20~21秒のペース設定は、この日の松田には少し遅すぎに思えたのでしょう。そのため前半は抑えて後半から上げていくプランを練っていたようですが、スタートからなかなかペースが安定せず、逆に想定以上に速いペースになってしまいました。

 ペースの上げ下げも激しく、加えて強烈な向かい風が選手たちの前に立ちはだかりました。体幹がしっかりして弾丸のように走る松田は元々風に強いのですが、これほどの強風はさすがに想定外だったはずです。最初からペースが安定して、風も穏やかだったら恐らく本人が望む記録が出ていたはずで、悔しがる気持ちはよく分かります。

 逆に言えば、その状況でも2時間21分51秒が出せたのは凄いし、五輪代表の3人にもいい刺激になったに違いありません。他の選手たちのレベルも確実に上がっているので、今後が楽しみです。(五輪2大会連続メダリスト)

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