「対面診断で見つけた運命のシャフト!」スポーツ紙合同シャフト試打会2026

[ 2026年4月24日 05:00 ]

試打会に参加した千葉さん
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 「スポーツ紙合同シャフト試打会2026」が4日、東京都江戸川区のロッテ葛西ゴルフで行われた。藤倉コンポジット、グラファイトデザイン、日本シャフト、コンポジットテクノ、USTマミヤの5社がブースを設け、参加者は気になるモデルやさまざまなスペックを専任フィッターに相談しながら試打。自身に合う最適なシャフトはどんなタイプなのかを実感した

 会場には、シャフトの知識が少ない方から最新ギアに敏感なゴルファーまで、のべ200人が詰めかけた。

 参加者の悩みは多岐にわたった。ゴルフ歴3年で、初めてシャフト試打会に来た千葉大介さん(55)は「打球が安定せず、チーピンやシャンクに悩んでいた」と明かす。普段は藤倉コンポジットの「SPEEDER NXバイオレット(6S)」を使用しているが、この日は全社のブースを巡った。グラファイトデザインの「TOUR AD DI(6S)」を試すと「バラツキが狭まり、ミスしてもひどい球にならない。自分には粘り系が合っていると理解できた」と、スペック数値だけでは分からない「振り心地」の重要性を学んだ。

 ベテランには「加齢による変化」への対応もテーマとなる。平均スコア80台の山田陽一さん(55)は「50代後半になり体力が低下し、飛距離が落ちてきたのが悩み」と語る。かつてはハードなスペックを好んだが、現在は「少し軽く、柔らかく」することで飛距離を補う試行錯誤の最中だ。今回の試打会では、複数のメーカーのシャフトに好感触を得た。「客観的なデータと自分の感触をすり合わせられるのが試打会のだいご味」とフィッティングの価値を強調した。

 ゴルフ歴15年の藪本昌平さん(39)は、アイアン、FWの重量軽減を目的に参加したが、単なる重量変更ではない「組み合わせの妙」に注目していた。特にアイアンの球が上がりにくいという課題に対し、「重量を下げるだけでなく、USTマミヤさんのシャフトのようにヘッドを拾って上げてくれる特性を組み合わせる選択肢が見えた。横並びで比較できるからこそ、買い物での失敗がなくなる」と手応えを口にした。

 メーカー側も、こうしたユーザーの細かなニーズに応えるべく、多彩なラインアップをそろえた。ある担当者は「一番大事なのは本人の振り感。冬場や年齢による体力の変化に合わせ、重さを固定して柔らかくするのか、あるいは軽くして硬くするのか、人によって正解は異なる」と話す。別の担当者は「選択の幅を広げてあげることが我々の使命。あえて合わないものを打つことで、自分のタイプが明確になることもある」と対面診断ならではの出来事を教えてくれた。

 「道具が勝手に仕事をしてくれる感覚を知ると、ゴルフはもっと楽に、楽しくなる」と話してくれたのは、ゴルフ歴40年の笠原隆一さん(60)。最新の計測データと熟練フィッターのアドバイスが合わさることで、多くのゴルファーが自身のポテンシャルを引き出す「運命の1本」へのヒントをつかんでいた。

 春のゴルフシーズン本番を迎え、最適なシャフト選びがスコアアップだけでなくプレーの楽しさそのものを底上げする。参加者の充実した表情が、それを物語っていた。

シャフトメーカーの主なシリーズ一覧
〇…藤倉コンポジット SPEEDER、VENTUS、TRAVIL 、MC
〇…グラファイトデザイン TOUR AD、秩父、RAUNE
〇…日本シャフト N.S.PRO(MODUS3・neo・Zelos・Regio・GT)、VULCANUS
〇…コンポジットテクノ Fire Express RZ、TR-V、-S concept- GG、MD
〇…USTマミヤ LIN-Q、ATTAS、Recoil、ALL IN

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