JOC山下会長「正規の手続きじゃないところで決まっていく…よろしくない」

[ 2021年2月13日 05:30 ]

東京五輪組織委 森会長辞任、川淵氏就任辞退で白紙

東京五輪・パラリンピック組織委の評議員会と理事会を終え建物を出るJOCの山下会長(撮影・会津 智海)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会理事で日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)は森会長の辞任について「(女性蔑視発言は)非常に不適切だった。海外の反響は凄いものがあり、辞任は致し方ない」と改めて語った。

 次期会長については「決まるまではコメントしない」としながらも、大会の延期や新型コロナ対策など、難題山積の五輪を仕切ることのできる人物像として「会長はかなり大変な役割を担うことになる。さまざまな経験を積まれてきた人じゃないと難しいと思う」と手腕を求めた。

 また、森会長の意向で後任人事が進められていたことにも触れ「正規の手続きじゃないところで会長が決まっていくというイメージを与えたことはよろしくない」とくぎを刺した。

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