五輪・パラ組織委 会長後任「できるだけ早く」、透明性確保「候補者検討委員会」設置へ

[ 2021年2月13日 05:30 ]

東京五輪組織委 森会長辞任、川淵氏就任辞退で白紙

東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会を終え、記者会見する武藤事務総長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は理事会と評議員会の合同懇談会で、辞任を表明した森会長の後任を選ぶために「候補者検討委員会」を設置することを決めた。選任にはより透明性の高い手続きを取る必要があるとし、委員長には御手洗冨士夫名誉会長(85)が就任。会長は理事会に選定する権限があり、理事会の決議で決める。

 会見した武藤敏郎事務総長によると、委員数は10人未満で男女同数、アスリートを中心に政府や国際オリンピック委員会(IOC)の関係者にも入ってもらう意向という。この日は候補者の名前は挙がらなかったが、検討委に「1人の候補者を選定していただくことが一番望ましい。できるだけ早く決めたい」と注文をつけ、新会長には女性がふさわしいか、との問いには「性別を議論する必要はない。適任者を選ぶ」と答えた。

 懇談会では森会長の発言に対し「どうみても適切ではない」など厳しい意見も続出。一方で、開催準備に尽力した森会長をねぎらう声も多かったという。

 ≪ジェンダー平等推進チームも立ち上げへ≫大会コンセプトに「多様性と調和」を掲げているにもかかわらず、森会長の女性蔑視発言があったことを受け、組織委は新たにジェンダー平等の推進チームを立ち上げることも決めた。懇談会では理事会や評議員会に女性が少なく、副会長以上の役職に女性がいない現状も指摘され、武藤総長は「比率をかなり高めると答えた」と明かした。次回の3月22日の理事会に間に合うように改善したいという。

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