試合後35分以内に撤収…コロナ対策ルールに対応さまざま クールダウン時間に制限も

[ 2020年12月31日 05:30 ]

第100回全国高校ラグビー大会2回戦 ( 2020年12月30日    花園ラグビー場 )

<尾道・城東> 試合を終えグラウンドをあとにする尾道フィフティーン撮影・大森 寛明)
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 新型コロナウイルスの感染症対策で試合後35分以内に撤収する必要があるため、クールダウンの時間が限られる。疲労を残さないための各校の対応はさまざま。尾道は会場では行わず、40分近くかかるバス移動後に行うという。田中春助監督は「宿舎に着いたらすぐお風呂に入ります。それからチーム全体でします」と説明した。

 割り当てられるグラウンドによっても差があるようで、常翔学園は2戦ともに第1グラウンドの広いロッカールームが使用できたことで、会場でほぐしてから宿舎に戻っているという。

 本音は、どのチームも早い時間帯に体をほぐしたいところ。大会序盤は2日に1試合という過密スケジュール。クールダウンの取り組みが、今後のパフォーマンスに影響を及ぼしそうだ。

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2020年12月31日のニュース