大分東明、フィジーパワーでシード校撃破 No.8ブルからWTBナコに〝オフロードパス〟

[ 2020年12月31日 05:30 ]

第100回全国高校ラグビー大会2回戦   大分東明25―12目黒学院 ( 2020年12月30日    花園ラグビー場 )

<目黒学院・大分東明> 後9分、力強く前進する大分東明・ナコ ジョアペ(撮影・大森 寛明)
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 大分東明がフィジーパワーでシード校の目黒学院を下して花園初の2勝目だ。前半9分にNo・8ブルが先制トライを挙げれば、圧巻は後半9分。10メートルライン上の右中間スクラムからブルがアタックし、WTBナコにタックルを受けながらパスをつなぐ「オフロードパス」で得点をアシストした。ブルは「練習通りにできた」と胸を張った。

 相手の目黒学院はトンガ人留学生2人を擁しており、ブルとナコは「日本人の仲間の分までトンガ人をしっかり止めて頑張る気持ちだった」と誓い合っていた。後半19分に1トライは許したが、それ以外は仕事をさせなかった。

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2020年12月31日のニュース