リーチが若手人材育成プロジェクトを立ち上げ

[ 2020年12月11日 18:07 ]

リーチ・マイケル
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 ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将(32=東芝)ら現役や元ラグビー選手計9人が11日、若い人材を育成するプロジェクト「JiNZプロジェクト」を発足したと発表した。同プロジェクトはリーチら9人の経験を生かし、さまざまな企画を通じて学生に勉強の場を提供することが目的。主な活動はチャリティーイベントの開催、留学生制度、学生支援、学生チームや企業との連係、アジアラグビーの強化・普及。これらを通じて社会に貢献できる人材を育成していくという。

 プロジェクトリーダーを務めるリーチは、公式ウェブサイトで「JiNZは次世代にチャンスを与えるプロジェクトです。今まで私自身もたくさんの方にチャンスを頂きました。私の経験を伝え、社会に貢献できる人材の育成を目指していきます。そして私もまだまだ成長していきます。このチャレンジをとても楽しみにしています」とコメント。ニュージーランドから15歳で来日し、ラグビーを通じて重ねてきたさまざまな経験を次世代に還元していく意志を示した。

 リーチの他のメンバーは、W杯4大会出場のトンプソン・ルーク氏(近鉄アドバイザー)、15年W杯日本代表の立川理道(クボタ)、7人制男子日本代表の松井千士(サントリー)ら。元慶大ラグビー部主将で、現在も医学部に在学中の古田京さんも名を連ねた。

 プロジェクト名の「JiNZ」はリーチが考案し、人材育成の頭文字に、JapanとNewZealandからそれぞれ頭文字を取ったという。ロゴはプロジェクトに参画する元日本代表の浅原拓真(日野)が制作。今後、リーチとサブリーダーの立川がオンライン記者会見を行い、本格的に活動を開始する予定。

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2020年12月11日のニュース