渋野日向子 2カ月前より凄くポジティブ“またつくり上げていく”

[ 2020年12月11日 05:30 ]

全米女子オープン10日開幕 

コースを入念にチェックする渋野
Photo By 共同

 女子ゴルフの今季メジャー最終戦となる第75回全米女子オープンは10日(日本時間11日未明)、テキサス州のチャンピオンズGCで開幕。新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月から延期され、無観客で開催される。開幕を前日に控えた9日に大会初出場の渋野日向子(22=サントリー)が取材に応じ、世界一のゴルファーを決める難コース攻略法を語った。

 【渋野に聞く】
 ――約2カ月ぶりの米ツアーで、今年最後の試合を迎える。
 「自分のゴルフに対する気持ちは、2カ月前より凄くポジティブになれた。“昨年の自分に戻りたい”から“またつくり上げていく”と。今回は楽しみ」

 ――変化はいつ?
 「(11月の)TOTOジャパンクラシックかな。凄く楽しいって感じ。初めての感情。アマ時代は激おこぷんぷん丸だったので(笑い)」

 ――2020年は変化や成長の年。
 「そうですね、いろいろ見つけたり、いろいろ捨てたって感じ」

 ――五輪争いもあるが、そこへの意識は?
 「オリンピックに出たいっていうより、今はアメリカツアーに早く出たい気持ちが強くて。そうしてゴルフがいい方向に向くと結果もついてきて、世界ランクも上がるかなと」

 ――全米女子オープンはメジャーの中のメジャーと言われる。
 「いつかは、いつかね。ゴルフやっている間に、1回勝てたらラッキーです。メジャーなのでみんな気合入ってると思いますし、その中でも私は見失わないように。予選通過を目指して、その後のことは通ってから」

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