ラムズが快勝 NFC西地区首位の座を堅持 ペイトリオッツは12季連続プレーオフに赤信号

[ 2020年12月11日 12:41 ]

1試合の自己最多記録を更新したラムズの新人RBキャム・エイカース(AP)
Photo By AP

 NFLは10日にロサンゼルス(カリフォルニア州)で第14週の1試合を行い、NFC西地区で首位に立っている地元のラムズが、24―3(前半17―3)で2019年のスーパーボウルで敗れているペイトリオッツを下して9勝4敗。ドラフト2巡目(全体52番目)に指名したRBのキャム・エイカース(21)が29回のキャリーで今季の新人最多の171ヤードを稼いで勝利に貢献し、チームはここ5戦で4勝目を挙げた。エイカースのラン獲得は前週まで8試合に出場して357ヤードだったがその半分近くをペイトリオッツ戦だけでマークした形。11月29日の49ers戦でマークした84ヤードがこれまでの自己最多記録だったが、これを大幅に更新した。

 第2Qの開始早々にはLBのケニー・ヤング(26)がペイトリオッツのQBキャム・ニュートン(31)のパスをインターセプトし、79ヤードをリターンしてTD。ラムズ守備陣はニュートンと第4Q途中から出場したジャレット・スティダム(24)のQB2人を計6回サックするなど、相手の攻撃を随所で寸断した。

 今季最少得点に終わったペイトリオッツは3連勝を逃し、6勝7敗と再び黒星が先行。AFC東地区では現時点で首位ビルズ(9勝3敗)に3・5ゲーム差の3位となっており、ワイルドカード争いを含めての12季連続のプレーオフ進出が危ぶまれる状況になっている。なおラムズが所属するNFC西地区では前週までシーホークスが8勝4敗で2位につけている。

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月11日のニュース