桐生祥秀が25歳の誓い「日本記録の奪還を」

[ 2020年12月11日 14:51 ]

桐生祥秀
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 陸上男子短距離の桐生祥秀(24=日本生命)が11日、横浜市内のイベントに出席した。15日の誕生日を前に主催者から一足早く誕生日ケーキを贈られ、「東京五輪があると思って、最高のパフォーマンスをして勝負に徹したい。良い25歳を送れたら」と抱負を語った。

 大きなケーキには10月の日本選手権100メートルで6年ぶりに優勝を飾った際の写真が描かれ、「(サプライズは)知らなかったのでうれしい」と破顔。2017年にマークした9秒98の日本記録はサニブラウン・ハキーム(21)によって塗り替えられたが、25歳の目標として「日本記録の奪還」を掲げ「リレーでもメンバーに選ばれて、さらに日本の陸上界を盛り上げられるような記録とメダルの色を獲りにいきたい」と誓った。

 桐生はこの日発表された「Go Find YOKOHAMA ラン&ウオークキャンペーン~横浜新発見~」のアンバサダーに就任。GPS機能を搭載したスマートフォンアプリを活用して横浜市内の観光スポットをランニングやウオーキングで巡るキャンペーンに「街もキレイだし、“良い坂がある”と紹介されたので走れるところを探しにいきたい。練習した後に中華街でご飯食べたいですね」と魅力をアピール。来夏の東京五輪ではサッカー、野球が開催される同市に向け「スポーツの力で横浜を元気にしたい」と熱意を語った。

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