渋野日向子、好発進2位「のびのびプレーできた」 首位と1打差 全米女子オープン

[ 2020年12月11日 08:06 ]

全米女子オープン第1ラウンド、3番でティーショットを放つ渋野日向子(AP)
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 女子ゴルフのメジャー、全米女子オープンは10日、テキサス州ヒューストンのチャンピオンズGC(パー71)の2コースで開幕し、第1ラウンドが行われた。日本勢は史上最多19人が出場し、渋野日向子(22=サントリー)がサイプレスクリークコースで4バーディー、1ボギーの3アンダー、68で回り首位と1打差の2位と好発進を決めた。

 ディフェンディングチャンピオンの李晶恩(韓国)と回った渋野は10番からスタートし序盤は1バーディー、1ボギーで折り返し。後半のアウトで1番で約5メートルを決めて伸ばすと、5、6番も長めのチャンスをものにして3アンダーとした。今季国内を含めて最高の滑り出しに「久しぶりにのびのびプレーできた。思ったところに打てたショットが何回もあったのは今までよりも収穫」と笑みで振り返った。第2ラウンドは雷雨を含んだ悪天候も予想されており「耐えるゴルフで頑張りたい」と表情を引き締めた。

 同じくサイプレスクリークコースでラウンドした笹生優花(19=ICTSI)も一時首位に立つ場面もあったが4バーディー、2ボギーの2アンダー、69で5位と上々のスタートを切った。

 4アンダー、67で回ったエイミー・オルソン(米国)が単独首位発進。ジャックラビットコースの畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は1バーディー、1ボギーの71にまとめ、24位。古江彩佳(20=フリー)はサイプレスクリークコースで5オーバー、76で108位。メジャー初挑戦の原英莉花(21=日本通運)はジャックラビットコースで1バーディー、6ボギー、2ダブルボギー、1トリプルボギーの12オーバー、83と崩れ、154位と大きく出遅れた。

 今大会は新型コロナウイルスの影響で6月から延期され、無観客で行われている。

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