朝乃山 負傷後初稽古で「ピリッ」 稽古後は“癖”の修正

[ 2020年12月11日 05:30 ]

ぶつかり稽古で胸を出す朝乃山(右)
Photo By 代表撮影

 右肩の負傷で11月場所を途中休場した大関・朝乃山が都内の高砂部屋で負傷後初めて相撲を取る稽古を行った。

 幕下力士4人を相手に、立ち合いは右肩、右胸から当たって感触を確かめ、計10番で9勝1敗。右肩は幾分、痛みがあったようで「ちょっと気になった。激痛ではない。ピリッときた」と説明。「慣れていかないといけない」と話した。稽古後は首に17キロの重りを巻き、両腕で40~50キロのサンドバッグを持ってすり足を行った。差しに行った時にのけ反る癖を直すためで「押し相撲に、伸びて持っていかれた。丸くした方が前に攻められる」と前傾姿勢の相撲を心掛けていく。

続きを表示

2020年12月11日のニュース