「羽生結弦展 共に、前へ」12月スタート 来年で東日本大震災から10年

[ 2020年11月16日 16:54 ]

昨年のトリノのGPファイナルエキシビションでの羽生結弦=写真はイメージ(撮影・小海途良幹)
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 11年3月11日に発生した東日本大震災から来年で10年を迎えるにあたり、あらためて震災について考え、防災への意識を高める機会とするため、宮城県仙台市出身でフィギュアスケート男子で五輪連覇を達成した羽生結弦(ANA)が被災地で出会った人々の「あの日」と「今」を伝える、「羽生結弦展 共に、前へ」が開催されることになった。

 12月16日~21年1月17日の東京会場(渋谷区文化総合センター大和田)でスタート。21年2月5日~21日は福岡会場(福岡パルコ)、震災から10年となる節目の日を含む21年2月26日~3月14日は宮城会場(仙台パルコ)、21年4月29日~5月16日は大阪会場(あべのハルカス近鉄本店)、21年9月18日~10月11日は宮崎会場(みやざきアートセンター)で行われる。

 震災当時16歳だった羽生の避難生活での思いや経験、被災地で出会った人々の思いや状況などを写真とともに伝えるほか、エキシビジョン「天と地のレクイエム」など羽生のプログラムの衣装も展示する。

 各会場は入場無料だが、事前の来場登録が必要となる。

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