松山 通算8アンダーで13位「結果としては悔しいけど、いい1週間だった」マスターズ最終日

[ 2020年11月16日 05:36 ]

13位に終わった松山(AP)
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 男子ゴルフのメジャー、マスターズは15日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われた。首位と8打差の10位で出た松山英樹(28=LEXUS)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り通算8アンダーで13位に終わった。

 松山はこの日も幸先よく2番で2オンに成功してバーディーとしたが、3番でグリーンを外しボギー。それでも4番パー3でティーショットをピンそばにつけて楽々バーディー。前半は一つ伸ばして折り返した。

 ところが10番で第2打が風の影響も受け、グリーン左に外すと、2メートルのパットを決めれずボギー。11番パー4もパーオンできず3オン3パットでダブルボギーで後退。13、15番でバーディーを奪ってこの日は第3ラウンドと同じイーブン72でフィニッシュした。予選ラウンドは上々の内容だったが、決勝ラウンドの2日間は距離感が合わず、なかなかチャンスを作ることができなかった。「いいところも悪いところもあった。結果としては悔しいけど、いい1週間だったと思う。少し苦手意識が出ている感じなので対策をして、来年いいプレーができるようにしたい」と話した。

 単独首位で出た世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)が6バーディー、2ボギーの68で回り、大会レコードとなる通算20アンダーで初のマスターズ制覇。世界ランク1位が制するのは2002のタイガーウッズ以来18年ぶりとなった。

 2位には通算15アンダーで、アジア勢最高成績となった任成宰(イム・ソンジェ、韓国)、史上初めて4日間「60」台で回ったキャメロン・スミス(オーストラリア)の2人が入った。

 今平周吾(28=フリー)は通算イーブンで44位。2度目の大会連覇を狙ったタイガー・ウッズ(米国)は12番パー3でまさかの「10」をたたき、通算1アンダーで38位に終わった。

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2020年11月16日のニュース