東京五輪、海外参加者のワクチン費用はIOC負担へ

[ 2020年11月16日 18:26 ]

「五輪オーダー」授与式に出席した(前列左から)JOCの山下泰裕会長、東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長、安倍晋三前首相、IOCのトーマス・バッハ会長、ジョン・コーツ調整委員長、渡辺守成委員、(後列左から)日本スポーツ協会の伊藤雅俊会長、組織委の遠藤利明会長代行、IOCの猪谷千春名誉委員、組織委の武藤敏郎事務総長、JOCの籾井圭子常任理事
Photo By 代表撮影

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が16日、合同会見を行った。

 来夏の大会に向けて事務折衝の冒頭で、バッハ会長は新型コロナウイルスのワクチン開発が間に合うことを見据え、「海外からの参加者はワクチンを接種した上で参加してもらえるようにしたい」と発言。会見では「義務的にするとかは言ったことはない。外国の参加者は説得して、できるだけ接種してほしい」とし、「IOCがそのコストをみる。各国国内オリンピック委員会と協力しながらやる」と話した。

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2020年11月16日のニュース