桐蔭学園 全国連覇へ競り勝って6年連続花園切符

[ 2020年11月16日 05:30 ]

6季連続19度目の全国大会出場を決めた桐蔭学園
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 ラグビーの全国高校大会代表決定戦は15日、各地で行われ、神奈川では昨年度全国制覇の桐蔭学園が東海大相模に19―17で競り勝ち、6年連続19度目の花園出場を決めた。桐蔭学園は相手の前に出るディフェンスに苦戦も、ロック青木恵斗(3年)が2トライを挙げる活躍。同校初の2連覇を懸ける舞台に駒を進めた。

 桐蔭学園は2月の県新人戦決勝で14―0で勝った相手に2点差勝利。全国2連覇を目指すチームとしては苦しい内容で、藤原秀之監督は「まだまだキャリア(経験)が足りない。うちの伸びしろです」と話した。

 東海大相模の低く鋭いタックルに苦しむ中、焦らずチームを束ねたのがNo・8佐藤主将(3年)や青木ら昨年度の優勝メンバー。特に青木は2点差の後半20分、フィジカルを生かしてねじ込むようにトライ。「良かったのはトライを取ったことだけ。もっと周りを生かさないと」と笑顔はなかったが、超高校級のパワーを見せつけた。

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2020年11月16日のニュース