IOCのバッハ会長 五輪アスリートは自国でワクチン接種の上、来日の努力を

[ 2020年11月16日 16:43 ]

IOCのバッハ会長(AP)
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 来日している国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハIOC会長は16日午後、東京都庁で小池百合子都知事と会談し、来夏の東京五輪参加選手には日本への渡航前に新型コロナウイルスのワクチン接種を働きかけていく方針を示した。

 「ワクチンが使用できる状況なら、なるべく多くの選手が母国で予防接種を受けた上で日本に渡航するよう最大限の努力をすることを約束する」と発言。「日本国民も海外から参加者が訪れても安心していただけると思う。参加者のためにも日本国民のためにも安心安全な環境を整備していきたい」と約束した。小池都知事はスペイン風邪流行直後に行われた1920年アントワープ五輪に触れ「スペイン風邪に打ち勝ったあとの大会として記録に残っている。東京大会もウイルスに打ち勝った大会として開きたい」と誓った。

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