松山英樹、10位に後退「悔しい1日」 通算8アンダー 首位とは8打差

[ 2020年11月15日 07:53 ]

マスターズ・トーナメント第3ラウンド、15番の松山のティーショット(AP)
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 男子ゴルフのメジャー、マスターズ・トーナメント14日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。予選2日間をともに68で回り首位と1打差の6位で出た松山英樹(28=LEXUS)は4バーディー、4ボギーと伸ばせず、通算8アンダーで10位に後退した。首位とは8打差。

 松山は2番でグリーン奥からのアプローチを1メートルに寄せて幸先よくバーディーが先行し首位グループに並ぶ。難関の5番でこの大会2度目のボギーとするも6番では11メートルのロングパットを沈めバウンスバックに成功した。

 しかし、9番でボギーをたたいて折り返すと、10番でも第1打を右に曲げて連続ボギーと波に乗れない。13番ではグリーン右サイドの左足下がりのライから見事に80センチにつけてバーディー、14番も1メートルを決めて盛り返したが17番で3パットのボギー。この日はイーブンでホールアウトした。トップとの差は一気に8と開いたが、松山は「思うように自分をコントロールできなかったところで、スコアも伸びず悔しい1日になった。まだ何があるか分からないと思うので、1日集中して頑張りたい」と切り替えた。2度目の出場で初めて決勝に進出した今平周吾(28=フリー)は2バーディー、2ボギーの72で回って通算2アンダーで36位。タイガー・ウッズ(米国)は通算5アンダーで20位だった。

 予選を終えて首位に5人が並んでいた優勝争いは、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)がボギーなしの1イーグル、5バーディーのビッグスコア65と伸ばし、通算16アンダーの単独首位と抜け出した。4打差で追う通算12アンダーの2位には任成宰(イム・ソンジュ、韓国)、エイブラハム・アンサー(メキシコ)、キャメロン・スミス(オーストラリア)がつけた。

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2020年11月15日のニュース