流通経大　全勝対決制し5連勝　坂本主将「ワンチームで必ず東海大戦も勝ちたい」

関東大学ラグビー　リーグ戦1部   流通経大40―14日大 （ 2020年11月14日    セナリオH三郷 ）

＜流通経大・日大＞後半、モールからトライを奪う流通経大のカペネ（4）と喜ぶフィフティーン
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　リーグ戦1部の2試合が行われ、流通経大が日大との全勝対決を40―14で制し、開幕5連勝とした。流通経大は昨季惜敗した相手に対し、前半からFW戦で優位に立ち、計6トライを奪い圧倒。リーグ2連覇中の東海大との21日の直接対決に弾みを付けた。関東学院大は専大から6トライを奪い、今季初勝利を収めた。

　徹底したFW戦に持ち込んで難敵を破り、開幕からの連勝をキープ。流通経大のフランカー坂本主将（4年）は「FWが前半からハードワークし、体を当て続けたことで自分たちのラグビーができた」と誇らしげだった。

　前半6分にインターセプトから最初のトライを許したが慌てない。スクラムは一本目からヒットスピードで圧倒すると、ゴール前では力強くモールを押す。トライは6本中4本がFWのセットプレーが起点。内山達二監督も「主将を中心に主体的に（練習に）取り組んだ成果」と称えた。

　15日に大東大戦を迎える東海大とは21日に対戦する。坂本は「ワンチームで必ず東海大戦も勝ちたい」と、日本代表よりも前から使っているスローガンを口にして、決戦を見据えた。