張本4強 絶叫戻った!世界9位相手に成長4連続得点

[ 2020年11月15日 05:30 ]

準々決勝でプレーする張本
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 卓球男子W杯第2日は14日、中国・威海で決勝トーナメントが始まり、東京五輪代表で世界ランキング4位の張本智和(17=木下グループ)が8カ月ぶりの国際大会に臨み、1回戦と準々決勝を突破した。15日に準決勝以降が行われる。同13位の丹羽孝希(26=スヴェンソン)は、初戦で同18位の張禹珍(チャンウジン)(25=韓国)にフルゲームで敗れた。

 張本の絶叫が戻ってきた。準々決勝は過去1戦1敗だった世界9位のファルク(スウェーデン)戦。第5ゲーム、4連続得点で4―1での勝利を決めると左手を突き上げ、この日最大級の声量で吠えた。「この8カ月でメンタルの落ち着きを学んだ。競ったところでの冷静な判断は成長できたと思う」。第1ゲームは3―8からの逆転。サーブとレシーブを工夫し、強打の相手に、ラリー戦に持ち込ませなかったのが勝因となった。

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2020年11月15日のニュース