京セラ 1区・岡田が倒れ途中棄権 中継所50メートル手前で…プリンセス駅伝

[ 2020年10月18日 14:52 ]

全日本実業団対抗女子駅伝予選会 ( 2020年10月25日    福岡・宗像ユリックス発着の6区間、42・195キロ )

 5年連続の全国大会出場を目指していた京セラにアクシデントが発生した。1区の岡田佳子が中継所の約100メートル手前で路上に倒れ込み途中棄権となった。

 23位の位置で中継所に向かっていた岡田だったが、中継所直前の右カーブでフラフラとよろめくと、路肩側に転倒。しばらく起き上がることができず、関係者が駆け寄るなどして現場は一時騒然となった。

 大会関係者によると、岡田は脱水症状とみられ、現場の医療スタッフの判断で救急車で宗像市内の病院に搬送。現在は意識を取り戻して、状態も安定しているという。

 福岡・宗像市のスタート時の気温は約20度、天候は晴れだった。ニトリのアンカー古川瑠音もゴール手前で脱水症状のような症状で足取りがおぼつかなくなった。

 18年には同大会で三井住友海上の選手が3区で脱水症状になりコースを逆走するなどしたため途中棄権した。岩谷産業の2区の選手も中継所200メートル手前から右足血まみれのままはいつくばってたすきリレー。レース後には右脛(けい)骨の骨折で全治3~4カ月と診断された。

 大会は積水化学が優勝。ヤマダホールディングスが2位に入り、3位は大塚製薬だった。14位までが全日本駅伝に出場する。

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2020年10月18日のニュース