セメンヤ、敗訴確定　陸上女子800メートル出場資格の男性ホルモン値規定に訴え

女子陸上800メートルから200メートルへ転向を表明したキャスター・セメンヤ
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　陸上女子800メートルで五輪2連覇中のキャスター・セメンヤ（南アフリカ）が男性ホルモンのテストステロン値が高い女子の出場資格を制限する世界陸連の規定撤回を求めて提訴した問題で、8日に敗訴が確定。筋肉や骨格の成長を促す同値が高い女子は薬などで数値を下げなければ400メートルから1マイルの各種目で国際大会に出られないと定められ、先天的に値が高いとされるセメンヤはスイス連邦最高裁に上訴していた。

　薬の服用や手術は拒んでおり、200メートルに転向して東京五輪を目指す考えを示している。