クリッパーズが初の地区決勝進出に王手 レナード30得点 ナゲッツに3勝1敗

[ 2020年9月10日 12:29 ]

ナゲッツの4選手に囲まれながらもシュートに持ち込むクリッパーズのレナード(AP)
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 NBA西地区準決勝のクリッパーズ対ナゲッツの第4戦が9日にフロリダ州オーランドで行われ、第2シードのクリッパーズが96―85(前半48―40)で第3シードのナゲッツを退けて3勝1敗。カワイ・レナード(29)が30得点、11リバウンド、9アシスト、4スティール、2ブロックショットを稼ぎ、今季のシックスマン賞を受賞したモントレズ・ハレル(26)も15得点を記録して、チーム史上初めての地区決勝進出に王手をかけた。

 クリッパーズは1970年にバファロー・ブレーブス(ニューヨーク州)として誕生し、1978年にサンディエゴ(カリフォルニア州)に移転してクリッパーズにチーム名を変更。1984年にロサンゼルスに移ったが、過去の地区準決勝(計7回)では最終第7戦を3回経験しながらすべて敗退。しかし昨季のファイナルでラプターズを初優勝に導いてMVPにもなったレナードを獲得した今季は大きなチャンスが巡ってきた。

 ナゲッツはセンターのニコラ・ヨキッチ(25)が26得点、11リバウンドを稼いだものの、ジャズとの1回戦で50得点を2度マークしたガードのジャマール・マーリー(23)は18得点どまり。チームのフィールドゴール(FG)成功率は38・8%にとどまり、一度もリードを奪えないままに敗れた。

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