大坂なおみ、8強=V率100%!“2日がかり”も1時間12分圧勝「今年ベストの試合かも」

[ 2020年9月8日 05:30 ]

テニス全米オープン第7日 ( 2020年9月6日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

女子シングルス4回戦でコンタベイトを破り、8強入りした大坂。試合時間1時間あまりの圧勝だった(AP)
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 女子シングルス4回戦で世界ランキング9位の第4シード、大坂なおみ(22=日清食品)が同21位の第14シード、アネット・コンタベイト(24=エストニア)に6―3、6―4で勝利した。準々決勝では同93位のシェルビー・ロジャース(27=米国)と対戦する。

 粘られても冷静だった。第2セット、相手サービスの第10ゲーム。大坂は6度目のマッチポイントで決着をつけると、左拳を軽く握った。試合時間は1時間12分。消耗を最小限に抑えて8強入りし「いつもは弱気になってしまうけど、ブレークできなくても仕方ないと言い聞かせ、攻め続けた。今年、ベストの試合かもしれない」と笑顔を見せた。

 コンタベイトには過去4戦全勝。前哨戦でも白星を挙げていた。序盤から安定した試合運びで、技術的なミスを意味するアンフォースドエラーは相手の22を下回る18。第1サーブ成功率は71%を誇り、第2セットは入った第1サーブ全てを得点につなげた。

 センターコートでの第2試合。第1試合が3時間を超えたため、試合開始は午後11時を過ぎた。終了は日付が変わり、午前0時20分頃。大坂は「太陽が好きだから試合も日中が好き。でも全米のナイトセッションは特別だから気にならない」と説明。前哨戦で痛めた左太腿には2、3回戦に続きテーピングが施されていたが「良い動きができたので問題ない」と強調した。

 4大大会の8強進出は18年全米、19年全豪に続いて3度目。グランドスラムの準々決勝以降で負けた経験はなく、データ的には優勝確率100%となった。一方で、4強入りを懸けて激突するロジャースには過去3戦全敗で勝率0%。17年4月が最後の対戦とはいえ、両極端な数字が並ぶが「トロフィーを勝ち取りたい。それを狙える位置にいる」と力を込めた。今の大坂には、負のデータを払しょくする勢いと実力がある。

 《“7マスク公約”前進》人種差別に抗議している大坂は、12年2月にフロリダ州サンフォードで自警団員に射殺された当時17歳の黒人少年の名前「トレイボン・マーティン」さんの名前が入った黒のマスク姿で登場した。今大会は決勝までの試合数に合わせて、黒人被害者の名前入りの7種類のマスクを準備。「決勝まで進んで、全てを見てもらいたい」との“公約”に前進した。

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