東西首位対決はレイカーズの勝ち 7季ぶりにプレーオフ進出 グリズリーズの渡辺は4得点

[ 2020年3月7日 16:20 ]

アデトクンボとの1対1に挑むレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAは6日に各地で10試合を行い、ロサンゼルスでは東西両地区の首位同士が激突。地元のレイカーズが113―103(前半48―48)でバックスを退けて3連勝を飾った。レイカーズは48勝13敗。21試合を残して7季ぶりのプレーオフ進出が確定した。

 レブロン・ジェームズ(35)は37得点、8リバウンド、7アシスト、3スティールをマークしてチームをけん引。アンソニー・デービス(26)も第4Qの14得点を含む30得点と9リバウンド、2ブロックショットを記録するなど、球宴出場コンビの活躍でこのカードは今季1勝1敗とした。

 バックスは53勝10敗。ここ3戦では2敗目で、これは開幕直後の第2~4戦以来となった。

 球宴でジェームズとともに「主将」を務めたヤニス・アデトクンボ(25)は32得点、12リバウンド、6アシストを稼いだものの黒星。地元ミルウォーキーで行われた昨年12月19日のこのカードでは111―104で勝っていたが、敵地では敗れた。

 西地区全体で8位につけているグリズリーズの渡辺雄太(25)は、敵地ダラスで行われたマーベリクス戦で、88―109と点差が開いた第4Qの残り4分9秒からコートに登場。NBAでは昨季に並ぶ15試合目の出場を果たした。残り2分30秒には左サイドからドライブインを仕掛けてレイアップを成功。その1分後には速攻からユーロステップでシュートを決めて4得点をマークした。

 試合は西地区全体7位のマーベリクスが121―96(前半61―49)で快勝して39勝25敗。クリスタプス・ポルジンギス(24)が26得点と11リバウンドをマークし、5試合連続で「20得点+10リバウンド」以上を記録した。

 グリズリーズの連勝は3で止まって31勝32敗。プレーオフ圏内ギリギリに踏みとどまっているが、7位マーベリクスとのゲーム差は「7・5」に開いた。

 <6日の結果>

*ウィザーズ(23勝39敗)118―112ホークス(19勝45敗)
*ネッツ(28勝34敗)139―120スパーズ(26勝35敗)
*サンダー(39勝24敗)126―103ニックス(19勝44敗)
ジャズ(40勝22敗)99―94*セルティクス(42勝20敗)
マジック(28勝35敗)132―118*ティンバーウルブス(19勝43敗)
ペイサーズ(38勝25敗)108―102*ブルズ(21勝42敗)
*ペリカンズ(27勝36敗)110―104ヒート(40勝23敗)
*マーベリクス(39勝25敗)121―96グリズリーズ(31勝32敗)
*サンズ(25勝38敗)127―117トレイルブレイザーズ(28勝36敗)
*レイカーズ(48勝13敗)113―103バックス(53勝10敗)

 *はホームチーム

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