“無観客”デ杯予選 添田、内山敗れ本戦黄信号…「まだチャンスはある」 

[ 2020年3月7日 05:30 ]

男子テニス国別 対抗戦デビス杯 予選第1日 ( 2020年3月6日    兵庫県三木市ブルボンビーンズドーム )

スタンドから声援を送る錦織(前列左)(撮影・後藤 大輝)
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 2日間の日程で開幕し、シングルス2試合を行った。新型コロナウイルスの影響で無観客で実施。世界ランキング117位の添田豪(35=GODAI)は同151位のエミリオ・ゴメス(28)に5―7、6―7で敗れ、同90位の内山靖崇(27=北日本物産)も同276位のロベルト・キロス(28)に6―7、6―2、6―7に敗戦。11月にマドリードで開催される本戦進出に黄信号がともった。

 関係者200人は会場入り前に検温を受け、ボールパーソンはゴム手袋、タオルもカゴを使って渡すなど対策。完売した入場券は払い戻しに応じ収入1800万円が消えた。インターネット販売だけとなったグッズ収入を含めると損失はさらに膨らむ。7日はダブルス1試合、シングルス2試合が予定される。

 〇…内山は第3セットのタイブレークで3度のマッチポイントを逃した。第10ゲームは3度のマッチポイントを握られながら5連続ポイントでキープと粘ったが、相手の強烈なサーブに苦しんだ。右肘手術明けで控えの錦織(日清食品)はスタンドで声援を送り、西岡(ミキハウス)は新型コロナウイルスの影響で出場を回避。エースの役割を担う27歳は「まだチャンスはある」と第2日に気持ちを切り替えていた。

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2020年3月7日のニュース