スポクラ五輪選考「いい状況ではない」 IFSC小日向副会長

[ 2020年3月7日 05:30 ]

 東京五輪で実施されるスポーツクライミングで、国際連盟(IFSC)が五輪出場基準の解釈を変更し、日本協会が定めた選考方法で代表を選出できない可能性が浮上していることについて、IFSCの小日向徹副会長が6日、「心を痛めている。いい状況ではない」と話した。日本協会は昨年11月、スポーツ仲裁裁判所に提訴。早期の解決を望んでいたが、裁定は4月以降となる。「いいかげんにしてほしい」と話す選手もおり、同副会長は「(怒りは)当然と思う」とした。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大で延期とされていたアジア選手権が中止となったことも判明。アジア選手権優勝で得られる出場資格を狙っていた選手にとっては痛手となる。この日は東京五輪のテストイベントが本番会場の青海アーバンスポーツパークで行われ、スタッフが壁を登ってチェックした。

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2020年3月7日のニュース