松山、終盤不調も11位発進 14、16、18番ミス「凄く腹立たしい」

[ 2020年3月7日 05:30 ]

米男子ツアー アーノルド・パーマー招待   第1日 ( 2020年3月5日    フロリダ州 ベイヒル・クラブ=7454ヤード、パー72 )

第1ラウンド、ティーショットを放つ松山英樹。3アンダーで11位(共同)
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 第1ラウンドが行われ、松山英樹(28=LEXUS)は5バーディー、2ボギーの69で回り、11位につけた。65をマークした14、15年大会の覇者、マット・エブリー(36=米国)がトップに立ち、1打差の2位に世界ランキング1位のロリー・マキロイ(30=英国)がつけた。

 強い風が吹き付ける中、松山は69とスコアをまとめたが、表情は険しかった。「全体的に良いゴルフができたかなと思うけど、14、16、18番のミスが凄く腹立たしい」。4番から3連続バーディーと上々の滑り出し。12番でもバーディーを奪ったが、終盤で伸ばしきれなかった。14番でティーショットを左ラフに打ち込みボギーとすると16番パー5は9メートルに2オンしながら3パットでパー。最終18番はティーショットが追い風で池に転がり落ちる不運もありボギーとするなど終盤で崩れた展開を悔やんだ。

 2日前に風邪で体調を崩したが「大丈夫です」と話す。前日の午後にコース近くの自宅で「200球くらい打ち込んだ。練習したら直ったのでホッとした」と不安を打ち消した。首位とは4打差。「(気持ちを)切り替えて頑張りたい」と巻き返しを期した。

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2020年3月7日のニュース