大相撲春場所、37・5度以上で休場「2日連続」に緩和 支度部屋へ携帯電話持ち込み可

[ 2020年3月7日 05:30 ]

 日本相撲協会は大阪市内で理事会を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響で初の無観客開催となる春場所での対応を協議した。毎朝、各部屋での検温で37・5度以上あった力士はウイルス性による発熱でないとの診断書を提出した場合を除いて休場にするとしたが、1日で休場にすると運営に支障を来すという理由から「2日連続で37・5度を超えた場合は休場」に緩和。2日連続で発熱の場合は大阪市内の病院に隔離することもある。

 協会員に感染者が出た時点で場所は中止されるが、その場合、成績の扱いについて芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「中止になったら審判部が柔軟に考える」とした。また、緊急時の連絡用に力士による支度部屋への携帯電話の持ち込みを認める方針。11年に発覚した八百長問題以降は禁止されていた。

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2020年3月7日のニュース