八村、リバウンドで勝利貢献 指揮官「何度か叱咤したら…応えてくれた」

[ 2020年3月7日 14:19 ]

 NBAウィザーズは6日、本拠地ワシントンDCで行われたホークス戦に118―112で勝ち、連敗を2でストップした。八村塁(22)はフィールドゴール6本を全て外し、フリースローのみの3得点ながら、チーム最多8リバウンド、2アシスト、1スチールだった。

 スコット・ブルックス・ヘッドコーチ(54)の八村に対するコメントは以下のとおり。

<試合前>

 ――八村のリバウンドについて

 「良いとは思うが、何とか試合を通じて積極性を保てる方法を見つけたい。どんどん良くなっていると思う。いろいろ学んでいる。(カレッジとは)比べものにならないくらいNBAはハイスピードだ。目も体も相手の身体能力とパワーに慣れないといけない。2カ月離脱したにもかかわらずよくやっている。とは言っても、なんとか後半、第3クオーター、第4クオーターにも、前半のようなパワーでプレーしてほしい」

<試合後>

 ――八村は不調だったが、リバウンドで貢献した。

 「長い遠征のあとで、彼は良いプレーができなかった。彼のこういうゲームはこれまでそれほど多くはなかった。ただ、後半は良い仕事をしてくれた。タイムアウトの時に何度か叱咤したら、リバウンドを取ることで応えてくれた。珍しいことに、3本のレイアップと1本のダンクを外した。(それでも)接戦の状況でフリースローを決め、リバウンドを取り、エクストラ・ポゼッションを与えてくれた。(不調でも)競い合った。ボールをバスケットに入れることはできなくても、後半に勝利につながるプレーを決めたんだ」

 ――前半はフィールドゴール試投が1本だけだったのはリバウンドを取れなかったのか、それともショットセレクションか。

 「単純に流れに入れていなかった。リズムがなかった。長旅から帰ってきて、体が鈍っていたのか分からないが、塁は諦めずに努力し続けた。2本のレイアップがブロックされたが、そういうことを今、学んでいる。(そういう時は)すぐダンクするか、後半みたいにショットフェイクを入れて、ファウルを誘うこと。ただ、最後は大事なリバウンドで貴重なポゼッションと14秒を手に入れてくれた。(最後の)フリースローも大きかった」

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2020年3月7日のニュース