ウィザーズがホークスに辛勝 八村は苦闘 FG成功なしは2度目

[ 2020年3月7日 10:55 ]

八村をかわしてダンクを決めるホークスのコリンズ(AP)
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 NBAの東地区全体で9位につけているウィザーズは6日、地元ワシントンDCでホークスに118―112(前半64―57)で勝利を収めて23勝39敗。最大19点をリードしながら第4Q終盤に4点差まで追い込まれたがなんとか逃げ切った。今季の得点ランクで2位(30・4)となっているブラドリー・ビール(26)が7本の3点シュートなどで35得点をマーク。ダビス・バターンズ(27)も17得点を挙げて3試合ぶりに白星をものにした。

 今季39試合目の先発となった八村塁(22)は前半で無得点。シュートはジョン・コリンズ(22)にブロックされたゴール下での1本だけだった。第3Q開始14秒に決めたフリースローの1本目がこの日唯一の得点。結局、33分の出場で放ったフィールドゴール(FG)は6本すべて失敗してフリースローのみの3得点に終わり、2ケタ得点の連続記録は8試合でストップした。この日は8リバウンドと2アシスト、1スティールを記録したものの、FGを1本も決めることができなかったのは、昨年11月6日のペイサーズ戦(5本すべて失敗で無得点)以来、これが2回目。ひとケタ得点は出場39試合で10回目となった。

 ホークスは19勝45敗。ドラフトで八村のすぐあと(全体10番目
)に指名された新人のキャム・レディッシュ(20)が自己最多の28得点、ジョン・コリンズ(22)が26得点と10リバウンドを挙げたが、今季の得点部門で3位(29・6)、アシスト部門で2位(9・3)につけている球宴先発のガード、トレイ・ヤング(21)は風邪のような症状を引き起こしたためにホテルの自室で休養した。

 <八村の全オフェンス>

 ▼第1Q(出場7分5秒=シュート機会なし)

 ▼第2Q(出場7分36秒=無得点)

(1)4分45秒・速攻からゴール下でシュートもコリンズに背後からブロックされる=×

 ▼第3Q(出場8分23秒=1得点)

*14秒・フリースロー2本=〇×
(2)1分17秒・ゴール下でのシュート=×
(3)2分50秒・ペイント内でプルアップからのジャンプシュート=×
(4)5分54秒・ゴール下でシュートもレディッシュにブロックされる=×

 ▼第4Q(出場9分48秒=2得点)

(5)4分29秒・ペイント内でオフバランスのシュート=×
(6)10分54秒・ゴール下で3人に囲まれながらシュート=×
*11分8秒・フリースロー2本=〇〇

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