ジョコビッチ　決勝進出　50度目対戦のフェデラーに完勝も「尊敬する」

テニス　全豪オープン第11日 （ 2020年1月30日    メルボルンパーク ）

男子シングルス準決勝でロジャー・フェデラー（左）を破り、健闘をたたえ合うノバク・ジョコビッチ
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　30日に行われた男子シングルス準決勝で2年連続8度目の優勝を狙う第2シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）が、2月2日の決勝に進出した。

　32歳のジョコビッチは50度目の対戦となった38歳のフェデラーを寄せ付けず、8度目の頂点に近づいた。2時間18分で完勝し「彼はケガをして、ベストではなかった。試合に出てきたことを尊敬する」と、28日の準々決勝で股関節や右脚を痛めていた好敵手をねぎらった。

　06年に初対戦し、4大大会で17度目の対決はオープン化以降最多で、ほとんどが準決勝や決勝。「彼が私のレベルを引き上げてくれた」。コート上のインタビューで、ジョコビッチは感謝の言葉を贈った。