ウィザーズが今季16勝目 ホーネッツに14点差で勝利 八村復帰を前に東地区全体11位へ浮上

[ 2020年1月31日 11:27 ]

故ブライアント氏の背番号を記したユニフォームを着て黙とうを捧げたウィザーズの選手(AP)
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 NBAウィザーズは30日、地元ワシントンDCでホーネッツを121―107(前半55―50)で退けて3試合ぶりに白星。今季成績を16勝31敗として、ホーネッツ(16勝32敗)と入れ替わって東地区全体で12位から11位に浮上した。

 元レイカーズのコービー・ブライアント氏が26日にヘリコプターの墜落事故で死亡してから、ウィザーズにとってはこれが初のホームゲーム。試合前には選手全員がブライアント氏の背番号(8&24)を記したユニフォームを着用して黙とうを捧げ、ブラドリー・ビール(26)はシューズに追悼メッセージを書き込んで試合に臨んだ。

 序盤はここ数試合同様に苦戦。第3Qの2分14秒でも13点差を追う展開だった。しかしこのクオーターを31―19として形勢逆転。ビールが6本の3点シュートなどで34得点。ベンチから出たセンターのトーマス・ブライアント(22)も21得点と8リバウンドを稼いで、後半でホーネッツを突き放した。ここ2試合で150失点以上を記録していたが、この日はディフェンスでも奮起。チーム・リバウンド本数で58―37と圧倒し、ホーネッのフィールドゴール(FG)成功率を43・9%に抑え込んでホームでは10勝11敗とした。

 ウィザーズにとってこの試合はホーム6連戦の初戦。八村塁(21)は「鼠径部の挫傷」で22試合連続で欠場したが、2月1日のネッツ戦で復帰する見込みで、東地区全体8位でもあるネッツ(20勝26敗)戦に勝てば、プレーオフ進出への可能性がわずかながら見えてきそうだ。

 ホーネッツは28日のニックス戦で連敗を8で止めたが、ここ10戦で9敗目。対ウィザーズでは今季1勝2敗となった。

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