貴親方退職で6期ぶり 相撲協会理事選は無投票で決定

[ 2020年1月31日 05:30 ]

理事会へ向かう八角理事長(左)(撮影・西海健太郎)
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 日本相撲協会は30日、東京都墨田区の両国国技館で、1期2年の任期満了に伴う役員候補選挙の立候補を受け付けた。理事候補は定員の10人が届け出たため6期ぶりに無投票で当選が決まった。これまでは元貴乃花親方が立候補して5期連続で投票が行われたが、退職したこともあり無投票となった。

 元横綱・日馬富士の暴行事件に絡み、17年に理事を引責辞任した伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が出馬した一方、投票になった場合に劣勢とみられた現理事の山響親方(元幕内・巌雄)は立候補を見送った。理事候補は春場所後の3月23日に開かれる評議員会の承認を経て就任。新たな理事メンバーで同日に理事長を互選するが、関係者によると、八角理事長が続投する流れとなっている。

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