NBA球宴のリザーブ選手が決定 初選出は6人 ウィザーズのビールは落選

[ 2020年1月31日 12:48 ]

球宴リザーブに初めて選出されたペイサーズのサボニス(AP)
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 NBAオールスターゲーム(2月16日=シカゴ)に出場する14人のリザーブ選手(監督投票)が30日に発表され、ファンやメディアなどの投票によって選出されている先発選手(10人)を含めた全24人が決まった。

 東地区からは昨季のファイナルを制したラプターズのガード、カイル・ラウリー(33)、ウィザーズの八村塁(21)のゴンザガ大での先輩となるペイサーズのフォワード兼センター、ドマンタス・サボニス(23)らが選出され、西地区からはトレイルブレイザーズのガード、デイミアン・リラード(29)やロケッツのラッセル・ウエストブルック(31)らが名を連ねた。

 サンダーのクリス・ポール(34)はクリッパーズ時代の2016年以来、10回目(史上41人目)の球宴出場。リザーブでの初出場組はサボニスとペリカンズのブランドン・イングラム(22)、ジャズのドノバン・ミッチェル(23)とルディー・ゴベア(27)、ヒートのバム・アデバイヨ(22)、セルティクスのジェイソン・テータム(21)を含めて6人となった。

 今季リーグ6位の28・6得点をマークしていたウィザーズのブラドリー・ビール(26)と、27・1得点で8位にランクされているサンズのデビン・ブッカー(23)は落選。リバウンド部門で1位となっているピストンズのセンター、アンドレ・ドラモンド(26)も選出されなかった。スパーズからの球宴出場選手は「0」となり、これは23年ぶり。プレーオフで5季連続で西地区を制しているウォリアーズからも1人も選ばれなかった。
 
 球宴のチーム編成は、東西両地区で最多得票を集めたバックスのヤニス・アデトクンボ(25)とレイカーズのレブロン・ジェームズ(35)が「主将」として2月6日に“ドラフト”を行って決定。今季の球宴は第4Qが「ターゲット・スコア」という新しい方式で行われる。

 ▼東地区選出ガード部門(4人)

 ☆トレイ・ヤング(ホークス=初)
 ☆ケンバ・ウォーカー(セルティクス=4回目)
 ★ベン・シモンズ(76ers=2回目)
 ★カイル・ラウリー(ラプターズ=6回目)

 ▼東地区選出フロントコート部門(8人)

 ☆ヤニス・アデトクンボ(バックス=4回目)
 ☆ジョエル・エンビード(76ers=3回目)
 ☆パスカル・シアカム(ラプターズ=初)
 ★ジミー・バトラー(ヒート=5回目)
 ★バム・アデバイヨ(ヒート=初)
 ★クリス・ミドルトン(バックス=2回目)
 ★ドマンタス・サボニス(ペイサーズ=初)
 ★ジェイソン・テータム(セルティクス=初)

 ▼西地区選出ガード部門(6人)

 ☆ルカ・ドンチッチ(マーベリクス=初)
 ☆ジェームズ・ハーデン(ロケッツ=8回目)
 ★デイミアン・リラード(トレイルブレイザーズ=5回目)
 ★クリス・ポール(サンダー=10回目)
 ★ラッセル・ウエストブルック(ロケッツ=9回目)
 ★ドノバン・ミッチェル(ジャズ=初)

 ▼西地区選出フロントコート部門(6人)

 ☆レブロン・ジェームズ(レイカーズ=16回目)
 ☆アンソニー・デービス(レイカーズ=7回目)
 ☆カワイ・レナード(クリッパーズ=4回目)
 ★ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ=2回目)
 ★ルディー・ゴベア(ジャズ=初)
 ★ブランドン・イングラム(ペリカンズ=初)
 
 ☆はファン、メディア、監督投票による先発選手。★はリザーブ選手

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