山口茜 3月全英オープンへ復調傾向「いけるとこまでいきたい」 公開練習

[ 2020年1月31日 15:19 ]

練習を公開したバドミントン女子シングルスの山口
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 バドミントン女子シングルス世界ランキング3位の山口茜(22)が31日、熊本県上益城郡の再春館製薬所「サクラアリーナ」で練習を公開した。

 26日まで行われたタイ・マスターズ(バンコク)を制したばかり。同大会は格付けこそ低いが、昨年7月のジャパン・オープン以来となるタイトルとなった。昨年の後半戦に悩まされた腰痛や右ふくらはぎ痛から回復し、復調傾向にある。夏の東京五輪に向けては「まずは出場権を獲得したい。とにかく自分が楽しめる、納得できるプレーができれば、結果はどうであれ納得した形で終われる。1戦1戦、頑張っていきたい」と自然体で向かっていく。

 リオ五輪銅メダルで世界ランク4位の奥原希望(太陽ホールディングス)とともに4月下旬まで続く東京五輪選考レースを先行。3月中旬には格付けの高い全英オープン(バーミンガム)が待つ。東京五輪本番でのシード権争いにも影響をおよぼすだけに、「いけるところまでいきたい。みんながタイトル欲しい大会。その分、レベルの高い試合が多くなる中でたくさん試合がしたい。悔いが残らないようにやりたい」と意気込みを口にした。

 年末年始は日本代表の年越し合宿のため、東京都内で過ごした。それだけに所属元の熊本に戻るのは今年初めてという。「仲のいいチームメートと練習できて、気分的にもリフレッシュできている。(それ以外は)家でゆっくりしています」と笑顔を見せた。

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2020年1月31日のニュース