【玉ノ井親方 視点】白鵬 慎重になりすぎて足出なかった

[ 2020年1月15日 08:48 ]

大相撲初場所3日目 ( 2020年1月14日    両国国技館 )

妙義龍(左)に突き落としで敗れた白鵬(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 白鵬は2日目の遠藤戦の黒星ですっかり調子を狂わせてしまったようだ。背中にべっとりと砂をつける横綱らしくない負け方。本人も相当ショックだったのだろう。妙義龍戦も本来の相撲を全く取り切れなかった。

 いつもなら当たった後にすぐに右を差すか、差せなかったとしても、素早く動いて自分の形に持っていく。しかし、この日は左からおっつけられて右差しを封じられると、足も前に出なかった。妙義龍はまともに当たってくるタイプ。何かを仕掛けてくるような力士ではない。だが白鵬は遠藤戦で強引に投げを打って敗れたことが頭をよぎったのだろう。相手の出方を警戒し、慎重になりすぎて動けなかった。足が止まっている感じだった。

 遠藤戦の強引な投げで腰をひねってケガをしたようなことがなければいいが…。これで横綱の今場所の優勝の目は少し薄くなった。 (元大関・栃東)

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「卓球」特集記事

2020年1月15日のニュース