美誠&森薗、4強 まるで夫婦漫才 ピンクウエア「見てくれた?」「見てない」

[ 2020年1月15日 14:19 ]

卓球・全日本選手権第3日 ( 2019年6月15日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

<全日本卓球選手権 混合ダブルス準々決勝>辛くも準決勝進出を決め、森薗政崇(左)と握手を交わす伊藤美誠(撮影・北條 貴史)
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 混合ダブルス準々決勝で、森薗政崇(BOBSON)伊藤美誠(スターツ)がフルセットの熱戦を制して、ベスト4進出。3連覇へ、大きく前進した。

 良薬の1勝だった。6ポイントを先取しながら、ミスで追いつかれ、13―15で落とした第1ゲーム。流れをつかみかけた所でポイントを失う展開が続き、2―2で最終ゲームを迎えた。ただ、経験と勝負強さでは一日の長がある。3―5とリードを許しながら、森薗のスマッシュが決まり始め、6ポイントを連取。11―7で制し、セミファイナルの舞台を手に入れた。

 「大事なところでミスをすると、流れが変わってしまう。悪くない試合だったけど、課題もたくさん見えたと思う」。伊藤はこう総括した。ファンサービスのため、2人とも全身ピンクのウエアで登場。女子の伊藤はともかく、男子の森薗も愛らしい色をまとい、試合後の取材でも、話題は集中した。

 「色?気に入っていますよ」と悦に入る森薗が「オレの衣装、見てくれた?」と伊藤に聞いても、「見てない」とつれない返事。「見ろよ」とツッコミを入れるなど、夫婦漫才のような掛け合いで報道陣を笑わせた。

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2020年1月15日のニュース