グリズリーズが6連勝 新人モラントが“記録的”な大活躍 渡辺はベンチ入りも出番なし

[ 2020年1月15日 16:49 ]

「記録的な大活躍」を見せたグリズリーズのモラント(AP)
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 NBAは14日に各地で6試合を行い、西地区全体8位に浮上しているグリズリーズは地元メンフィスで同5位のロケッツを121―110(前半67―61)で下して19勝22敗。ドラフト全体2番目に指名されたポイントガード、ジャー・モラント(20)が26得点、5リバウンド、8アシストを稼いで3季ぶりとなるチームの6連勝に貢献した。Gリーグ・ハッスルとの「2―WAY契約」を締結している渡辺雄太(25)はベンチ入りしたものの出番はなかった。

 新人王の最有力候補となっているモラントはフィールドゴール(FG)を11本中10本成功。NBAのルーキーで「25得点+8アシスト以上」と「90%以上のFG成功率(この日90・9%)」を同時に記録したのは史上初めての出来事で、191センチ、79キロとスリムなボディーながら圧倒的な身体能力を誇るグリスリーズの“新12番”は、強敵ロケッツを相手に存在感を最大限にアピールしていた。

 敗れたロケッツは26勝13敗。ジェームズ・ハーデン(30)は41得点を稼いだものの、ラッセル・ウエストブルック(31)は2日連続の試合を控えているために休養で欠場した。

 好調ジャズは敵地ブルックリンでネッツを118―107(前半59―45)で退け、10連勝を飾って28勝12敗。フランス代表のセンター、ルディー・ゴベア(27)が22得点と18リバウンド、オーストラリア代表のフォワード、ジョー・イングルス(32)が6本の3点シュートなどで27得点を稼ぎ、ナゲッツを抜いて西地区全体の単独2位に躍り出た。

 東地区全体首位のバックスは、37得点をわずか21分26秒のプレータイムで記録したヤニス・アデトクンボ(25)の活躍でニックスに圧勝して4連勝。サンズに勝ったホークスは連敗を4で阻止したが、ウォリアーズはマーベリクスに敗れて9連敗となった。

 <14日の結果>

*ホークス(9勝32敗)123―110サンズ(16勝24敗)
ジャズ(28勝12敗)118―107*ネッツ(18勝21敗)
*バックス(36勝6敗)128―102ニックス(11勝30敗)
*グリズリーズ(19勝22敗)121―110ロケッツ(26勝13敗)
マーベリクス(25勝15敗)124―97*ウォリアーズ(9勝33敗)
*クリッパーズ(28勝13敗)128―103キャバリアーズ(12勝29敗)

 *はホームチーム

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2020年1月15日のニュース