渋野、サントリーと所属契約 初対面の憧れ藍さんから“松井氏の金言”引き継ぐ

[ 2020年1月15日 05:30 ]

渋野 サントリー契約会見 ( 2020年1月14日 )

宮里藍さん(右)からバラの花束を受け取る渋野日向子(撮影・沢田 明徳)
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 女子ゴルフの渋野日向子(21)が飲料メーカーのサントリーと所属契約を結んだことが14日、発表された。都内で行われた会見では同社に所属する宮里藍さん(34)と壇上で初対面。今年8月に行われる東京五輪、来年の米ツアー挑戦へ日米通算24勝の大先輩から元ヤンキース・松井秀喜氏(45)の「受け売り」という“金言”を授かった。契約は2月からで、米ツアーのホンダLPGA(2月20日開幕、タイ)が“サントリー渋野”の初戦となる。

 憧れの存在からのサプライズ。「宮里藍サントリー・レディース」大会アンバサダーの宮里さんから、青みがかったバラの花束を贈られた渋野は思わず目を丸くした。その花言葉は「夢かなう」だ。大先輩と同じ、サントリーに所属が決まった21歳は決意を新たに、言葉に力を込めた。

 「サントリー所属の渋野日向子です。藍さんと同じ所属になれて、本当にうれしい。ゴルフを通じて勇気や希望、そして笑顔を届けたい。藍さんのように憧れられる選手になれるよう、頑張っていきたいです」

 42社、121人の報道陣が出席。昨年8月に海外メジャー・AIG全英女子オープンを制し、一躍日本を代表する選手となった渋野は小学生だった10年にサントリー・レディースで行われたスナッグゴルフ大会で優勝経験があり「ちっちゃいときから縁を感じていました」。1月末にはRSK山陽放送との契約が満了し、2月1日から新天地へと移る。

 SNS上では交流があったというが、壇上で宮里さんと初対面。来年の米ツアー挑戦を表明している渋野に、宮里さんが野球界のレジェンドの“金言”を授けた。自身が06年に米ツアーに参戦する直前、松井氏から贈られた言葉。「自分の中で変えなくていいものと、変えるものの見極めが凄く重要」を伝え、「とてもすてきな言葉で励みになった。それを引き継いでもらいたい」と続けた。06年元日の本紙紙面で対談した2人が交わした言葉は令和の新時代を迎えてもつながれた。

 サントリーの渋野として迎える20年。初戦の米ツアー・ホンダLPGAを皮切りに、金メダルを目標に掲げる東京五輪、前年覇者として迎える全英、そして米ツアー予選会と注目の戦いが続く。宮里さんからの「初戦からエネルギー全開で、渋野さんらしく戦ってほしい。強気のゴルフを貫いて」とのエールに渋野は、「藍さんなど海外で活躍されたプロに追いついて超えていけるように。一試合一試合気持ちを込めて戦います」と誓った。

 ▽宮里藍サントリー・レディース 90年にサントリー・レディースとして創設された女子ゴルフトーナメント。18年から大会アンバサダーに宮里藍さんを迎え、現大会名に変更された。国内外のアマチュア選手に広く門戸を開放しており、宮里さんも01年から3年連続でベストアマを獲得した。06年からは兵庫・六甲国際GCで開催。宮里さんが全72ホールのピン位置を設定した昨年大会は鈴木愛が通算12アンダーで優勝し、渋野は通算4オーバーで45位だった。

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