早明、国立で“呉越同舟視察” 11日ラグビー大学選手権決勝

[ 2020年1月9日 05:30 ]

新国立競技場を視察した早大ラグビー部主将のSH斎藤
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 11日に行われるラグビー全国大学選手権決勝に出場する明大と早大が8日、会場となる国立競技場を“呉越同舟”で視察した。3日後の試合開始となる午後2時30分に両校の選手、スタッフが会場入り。養生中の芝生には立てなかったがピッチレベルの視野や会場内の動線などを1時間ほどチェックした。

 新しくなった国立競技場で初のラグビー公式戦として行われる決勝は、23大会ぶり10度目の早明決戦。当日は5万人超の観客が見込まれる。連覇を狙う明大は選手25人が訪れ、フッカーの武井主将は「ここで優勝したい気持ちがさらに高くなった」と強調。太陽光の差し込む位置やピッチからの視野もラインアウトに影響するが、武井は「イメージしてみたが、当日にならないと分からない」と語った。

 早大は授業の関係でSHの斎藤主将ら選手3人が視察。同主将は「大きなスタジアムに人がたくさん入ってプレーできると思うと興奮する」と武者震い。ピッチの横幅は68メートルと短く「クイックスローにも影響するので共有したい」と注意点を確認した。

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