バド女子複 フクヒロ組が中国ペアに逆転勝ち、準決勝進出

[ 2019年12月13日 05:30 ]

中国ペアに勝利した福島(左)、広田組
Photo By 共同

 バドミントンワールドツアーファイナル第2日は12日、中国・広州で各種目の1次リーグが行われ、女子ダブルスでA組の福島由紀、広田彩花組(アメリカンベイプ岐阜)は中国ペアに逆転勝ちで2連勝とし、準決勝進出を決めた。B組の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)は韓国ペアに逆転負けし、1勝1敗。シングルスで女子A組の山口茜(再春館製薬所)は何氷嬌(中国)に逆転勝ちして2連勝で4強入り。B組の奥原希望(太陽ホールディングス)はブサナン・オンバムルンパン(タイ)に快勝して2連勝とした。

 女子ダブルスの福島、広田組が日本勢一番乗りで4強入りを決めた。驚異の粘り腰で逆転勝ちし、福島は「勝ちたい気持ちが強くて、必死な気持ちだけだった。絶対いけると思って2人で頑張った」と安堵(あんど)した。

 第1ゲームは10―21。第2ゲームも15―20と窮地に立たされた。必死のレシーブで相手の攻撃に耐えて5連続得点で追いつき「どんな球でもいいから、がむしゃらに返せたことで気持ちも戻ってきた」と広田。24―22でタイに持ち込み、最終ゲームは一気に畳み掛けて21―6の完勝につなげた。

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2019年12月13日のニュース