ラグビー日本代表・具くん ケガで代表離脱中に父と猛特訓「不安がなくなった」

[ 2019年12月12日 15:37 ]

アイルランド戦でスクラムを押し込み、雄たけびを上げる具(左)、右は松島
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 ラグビーW杯日本大会で史上初めて8強入りした日本代表のプロップ具智元(グジウォン、25=ホンダ)が11日放送の日本テレビ「衝撃のアノ人に会ってみた」(水曜後7・00)にVTR出演。W杯日本代表メンバー決定直前の今年7月に行った、元韓国代表の伝説的プロップで父の東春(ドンチュン)さんとの“猛特訓”を明かした。

 具は7月の代表合宿中に右手の甲を骨折し、全治6週間と診断された。その時、東春さんが韓国から駆けつけ、親子2人でのトレーニングを敢行。右手にギプス姿の具がスクラムの姿勢でゴムチューブを引っ張り、東春さんが「まだまだ」「もっとだ」と叱咤激励する映像が放送された。骨折中にもかかわらず懸命にレベルアップに努めた具は、メンバー発表10日前に復帰し、メンバー入り。「ケガで練習しないと不安。みんないい経験してるし、きつい練習してる。自分もきつい練習してたら不安がなくなった」と父に感謝した。

 番組では、大分・日本文理大付高時代に突破できる場面でもパスする傾向にあった具に対し、監督だった染矢勝義氏(51)がパスを禁止、実際の試合でパスを出さずに相手をなぎ倒してトライする具の映像なども紹介した。また、三重県内にある具の自宅も訪問。お気に入りの場所は、ソファと言う具は、ついつい寝てしまうことがあり「朝起きた時、ちょっと首とか痛い時があります」と人懐こい笑顔で語った。

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